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ししまるが、インデックスファンドでの長期分散投資に挑戦する実況中継的なブログ。


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1ドル=50円はありえるのか?(インフレ率と為替レート)  このエントリーをはてなブックマークに追加

円高ですねぇ。

今日の1ドルは84円。3年前は1ドル=120円程。
今まで円高の最高値は1995年4月の1ドル=79円75銭だったので、現在はまごう事無き円高です。

ところが、今は円高ではない。むしろ円安だと言う人々がいます。

はっきりいうと今は円高ではない - 藤沢数希
池田信夫 blog : 「円高」の空騒ぎ - ライブドアブログ
Porco Rosso Financial Weblog: 実質実効為替レート
三保小次郎日誌 実質実効為替レートからみた円高
円高に対する一つの見方:実質実効為替レート - 陸奥月旦抄

先週の為替市場は「非不胎化介入」で 大騒ぎだったが、そもそも今の水準は円高なのだろうか。次の図は、1995年と現在を比べたものだ。確かにドル/円レート(赤)は15年ぶりの高さだが、 各国の物価水準などを勘案した実質実効為替レート(青)でみると5年前の水準に戻った程度で、15年前に比べるとまだ3割以上低い。
kawase2.jpg

*クリックで拡大します
ブルーのグラフはドル・円為替相場レッドのグラフは実質実効為替レート


この最大の原因は物価上昇率の違いで、アメリカのCPIはこの15年の累積で40%近く上がったが、日本はほぼ0%である。むしろ現在は2008年前半までの「円安バブル」が訂正される過程にあり、1ドル=60円台になってもおかしくない。

引用元:池田信夫 blog : 「円高」の空騒ぎ - ライブドアブログ


いきなり出てきたこの実質実効為替レートとはなんぞや?という話なのですが、実質実効為替レートとは、 ユーロや英ポンド、人民元など、ドル以外も含めた主要通貨に対する円の価値を示すものです。

つまり、円と米ドルの関係だけではなく、世界全体で見た円の位置はどこなのかを示すレートが実質実効為替レートなのです。

それによると、今の円の価値は円安らしいです。
つまり、円が高くなったわけではなく、ドルが超安くなっただけなのです。

なぜドルが超安くなったかといいますと、

1.金融危機によって、アメリカが金利を下げ、それによって魅力がなくなった米ドルが売られた。
2.世界中からアメリカに集まっていたお金が信用バブルを起こし、それが金融危機ではじけた。
3.インフレにより、米ドルの価値が低くなった。


この3点です。

つまり、米ドルは今までが不当に高かっただけで、金融危機でバブルがはじけて適正価格に戻っただけらしいです。

3のインフレに関してですが、アメリカの物価はここ15年で40%ほど上がりました。それに対して日本のインフレ率はほぼ0%です。

[世] [画像] - インフレ率(消費者物価指数)の推移(1995~2010年)の比較(日本、アメリカ)


このインフレ率の差がこのまま進むのであれば、ドルはこれから先もどんどん下がっていくと言えるでしょう。これは購買力平価説で説明がつきます。

「購買力平価説」は、国際貿易に制限がなく、為替に取引コストがかからないと仮定すれば、同一の商品は、どこの国においても、値段が同じとの考えである。ある商品の価格がアメリカ国内で100 ドル、日本国内で12,000 円であれば、交換レートは1 ドル=120 円となる。 仮に、アメリカに比べて日本の物価が上昇(同じ商品が13,000 円に)すれば、日本の通貨が下がる(1 ドル=130 円)ことになる。もしも、1 ドル=120 円で変化がないと、日本が輸入するアメリカの商品(12,000 円のまま)が増え、そのために、ドルの需要が増加して、ドル高(最後には1 ドル=130 円)になってしまう。

購買力平価説に従えば、リスクが同じ資産の実質利回りは、すべての国で等しくなり、為替レートの変化は、各国のインフレ率格差を反映したものになる。実証分析では、長期的に、うまく当てはまる場合が多いことが分かっているものの、短期の為替レート変動には説明力が弱い。これは、インフレ率の計測に用いる消費財バスケットが国によって異なること、実 際の国際取引には大きなコストがかかること、上記のような裁定取引には時間がかかること、資本取引が為替レートの短期変動を引き起こす場合が多いこと、などが理由である。
引用元:国際分散投資(7) - 為替レートの基本的概念(PDF)

次の図は1971年以降の為替レートなのですが、ガンガンに下がってますね。
exchange_r360.gif


20年後には1ドル=50円になるという意見もあります。
セミナーレポート 第1回前編 現役プロに聞く『やさしい為替市場のメカニズム』

1980年から今まで27年間、日本の物価上昇率とアメリカの物価上昇率を毎月のデータで比べてみると、日本のほうがアメリカより高かった月は、たった8 カ月しかない。それ以外の月はすべてアメリカのほうが高かったんです。だから、ドル/円のレートはずっと右肩下がりになる(ドル安・円高傾向になる)、というのが為替レートの基本的なメカニズムです。もし、日本とアメリカの物価上昇率がこのまま維持されていくと、超長期的(20年後)にはドル/円レートの中心地が50円くらいに落ちてくることもあると思います。


ししまるも、短期的には市場の原理によってドルが高くなる事もあるかとは思いますが、長期的にはドルは下がっていくのではないかと思います。

アメリカが長期的なデフレになったり、日本がハイパーインフレになれば、また話は別ですが。

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( 2010/12/09 21:31 ) Category 為替 | TB(0) | CM(0)
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